なぜ、さつまいもがダイエットにおすすめなのか

「ダイエット中」の多くの方々が食事に取り入れられている「さつまいも」

でも、「さつまいも」が「ダイエット」にいい理由は漠然としていて

なんだかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、「さつまいも」がなぜダイエットにいいのか解説し、おすすめのレシピを

2つ紹介したいと思います。

最後まで読んでいただけると幸いです。

さつまいも(紅はるか)の写真

さつまいもの栄養素

さつまいもの主成分

さつまいもの主成分は、でんぷんなどの糖質です。

でんぷんは加熱により、一部が糖質に変化し甘みが増します。

海外の一部の地域では、主食として召し上がられているほどです。

食物繊維が多く含まれているのが特徴

含まれている食物繊維の多くが、水溶性食物繊維で腸の中でゲル状になり腸管内をゆっくりと移動をします。

そのため、血糖値の急上昇が抑えられるとともに、少量でも満腹感を感じやすく、便秘の解消も期待できるのが特徴です。

食物繊維以外の栄養素

またさつまいもには、食物繊維以外にもビタミンCが多く含まれていることも特徴です。

さつまいものビタミンCは、加熱による損失が少ないのが特徴です。
ビタミンCには、抗酸化作用があるため、活性酸素の害から体を守る働きも期待できます。

ダイエット中にさつまいもを食べる時の注意点

食べる時の組み合わせかた

さつまいも主成分は、糖質です。

そのため、ご飯や麺などの主食と組み合わせてしまうと、摂取カロリーが多くなってしまいがちです。

ダイエット中には、おやつとして選ぶか、主食の代わりに選び、たんぱく質を含む肉や魚などの一緒に食べられるといいですね。

また、おやつとして選ぶときには100g程度(中サイズ半分程度)、主食として選ぶときには150g程度(小サイズ1本程度)にしておきましょう。

カゴに乗ったさつまいも

おすすめの調理方法

「皮ごと」、「蒸し」や「茹で」がおすすめです。

皮にも食物繊維やビタミンが含まれているため、皮食べられるとよりいいですね。

さらに、蒸したり、茹でた後に冷やすことで、でんぷんの一種であるレジスタントスターチが上昇します。

レジスタントスターチには、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。

おすすめレシピ2選

1・さつまいもとりんごのサラダ

  • 材料(1人前)

さつまいも 100g

りんご 50g

オリーブオイル 10g

塩 0.1g

  • 作り方
  1. さつまいもは、皮ごとよく洗い一口大の大きさに切り、水から茹でておく。
  2. りんごは、皮ごとよく洗いさつまいもと同じくらいの大きさに切っておく。
  3. ボウルに、①と②を入れ、オリーブオイル・塩で味付けをする。よく混ぜて完成。

 

  • ポイント

・シンプルな味付けで、さつまいもやりんごの甘さを感じられるレシピになっています。

・食物繊維豊富なサラダで便秘解消が期待されます。

・今回は、さつまいもとりんごは皮ごと使用しましたが、皮ごとの使用が気になる方や、食べにくい方は皮を剥いて使用してください。

・さっぱり系のドレッシング(和風ドレッシングなど)に変更してもいいと思います。

 

2・米粉さつまいも蒸しパン

  • 材料(2〜3個分)

さつまいも 20g

ミックスナッツ 20g

製菓用米粉 100g

ベーキングパウダー 4g

はちみつ 30g(大さじ2杯)

油 5g

豆乳 100ml〜

  • 作り方
  1. さつまいもは、皮ごとよく洗い2㎝くらいのイチョウ切りにし、水にさらしておく。
  2. ①を水を切り、耐熱容器に入れ、電子レンジで600W・2分加熱する。
  3. ミックスナッツは、袋に移し、食べやすい大きさに砕く。
  4. ボウルに、米粉・ベーキングパウダーを入れ混ぜる。
  5. ④に油・はちみつ・豆乳を入れ混ぜる。
  6. 耐熱容器に、ミックスナッツを入れ、その上から⑤の生地を加える。
  7. ②のさつまいもを、上から乗せる。
  8. ふんわりとラップをし、電子レンジで600W・3分30秒加熱する。
    *つまようじを刺し、抜いたときに生地がつまようじにつかなくなるまで、10秒ずつ追加で加熱し、調整してください。
  9. 完成。出来上がり後すぐに食べると、ふわふわ。冷ますと、もちもちになります。

 

  • ポイント

・はちみつが入っているため、1歳未満の乳児には提供しないようにしてください。
乳児に提供する際は、砂糖25gに変更し、④で米粉・ベーキングパウダーと一緒に混ぜてください。

・ミックスナッツが入ることで、噛むことを促し食べ応えアップ

・小麦粉・卵不使用で、アレルギーの方にも。

・おやつとして、どうぞ!

 

まとめ

いかがでしたか?

さつまいもは、芋類であり糖質が多く含まれている一方で、食物繊維やビタミンなどが多く含まれています。

食事習慣への取り入れ方を工夫すれば、ダイエットの効果も期待できるので、ぜひ試してみてください。

さつまいも3本

参考文献

・https://www.syokubunka.or.jp/publication/productions/vesta-columns/post014.html#:~:text=%E3%83%91%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%8B%E3%82%A2%E9%AB%98%E5%9C%B0%E4%BA%BA%E3%81%AE,%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

:公益財団法人 味の素食の文化センター

・https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/47/1/47_49/_pdf:レジスタントスターチの栄養・生理機能 海老原 清

・新・野菜の便利帳 健康編:高橋書店

・もっとからだにおいしい野菜の便利帳:高橋書店

 

 

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